大田口〜土佐穴内
和田トンネル旧線(廃隧道2本)
地図 
ゴールデンウィークに土讃線旧線へ行ってきました!
今回のメンバーは、しろさん九朗さん、私。
強敵の土惨線に対して、心強いメンバーです。ありがたや。

1934年(S.9)開通の、大杉駅〜豊永駅間にある旧線です。

和田谷踏切 
この辺りから旧線が分岐していたそうなので、
踏切近くの雑種地に車を置いて探索しました。

新旧線の切り替えは1954年(S.29)3月とのこと。
その頃からの物なのか、警報器と遮断機一式が、
いい具合にボロボロになって味を出していました。

和田トンネル 東側坑口 
踏切内から現在線の和田トンネル(1,198m)を撮影。

うっすらと向こうの光が見えていることから、
勾配のない一直線に掘られたことが伺えます。

分岐点付近 
さて、新旧線の分岐には橋があったとのこと。

現在、橋脚は撤去されていましたが、
最近まで半分にカットされた橋脚が残されていたそうです。

橋台にアンカーボルトが残っていることから、
橋脚の撤去は残念に思われました。

隧道上部 
橋脚跡から高知県道113号線を歩き、一軒の民家を
過ぎれば一つ目の隧道が現れます。

道が隧道の真上に来る場所では、ガードレールの
代わりに古レールが使われていました。

西屋敷隧道 東側坑口 
コンクリートによって綺麗に塞がれていました。
僅かな隙間が、隧道上部に残ってはいますが、
カメラのズームで見ると土嚢袋が詰め込まれており、
内部進入はおろか、覗き見ることもできません。

このトンネル、数年前までは石積みで内部を塞がれつつも、
コンクリで閉鎖される前の姿が「埋もれた轍」というDVDに
収録されており、今と一味違う姿を見ることができました。

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