大田口~土佐穴内
和田トンネル旧線(廃隧道2本)
ラストスパート 
旧線は県道にそのまま転用されたようで、最大の
見どころは画像の橋(昭和29年8月改装)です。

この橋の下面を見てみたところ、オーバースペック気味の、
頑丈なプレートガータになっており、鉄道橋がそのまま
転用されていることが容易に想像できました。
また、欄干は林鉄サイズの古レールで、転用後にどこかの
森林鉄道から流用されて設置されたことが伺えます。

土佐穴内駅 
新線上にある、現在の穴内駅に来ました。

今回の旧線めぐりの最終地点となります。
見事な無人駅で、時刻表もふさわしいものでした。

合流点 
駅のホームから、新旧線の合流地点付近を見学。

僅かながら、新線からホームを挟んだ位置に
旧線の痕跡が残されていました。貴重です。

画像は、ホームの上から西を向いて撮影しました。

ホーム 
そして、ホーム上から東を望むとトンネルがありますが、
これはスタート地点で見た和田トンネルの西側坑口です。

山間の秘境駅と言っても差し支えのない場所で、
探索中に誰一人として会うことはありませんでした。

和田トンネル 西側坑口 
最後に、当レポで再々出てきた「埋もれた轍」ですが、
取材は平成8~12年の間に行われたそうなので、
約10年前には、より多くの遺構が残されていたことになります。
自分で見られなかったのは残念ですが、DVDという記録に
残されていることを喜ばしくも感じました。「埋もれた轍」

先導して頂いた九朗さんのレポートと、数々の情報をくださった
しろさんのレポートを紹介させて頂き、レポートを終了します。

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