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コンクリ巻+素掘り

地図
国土地理院が公開している地形図によると、
この金砂湖湖畔に隧道の記号を見ることができます。

余りにか細く、車道由来ではない道ですが、
怪しそうな雰囲気に興味を持ったので訪問しました。

法皇隧道
金砂隧道訪問に使用した法皇隧道は昭和35年8月完成で、
当初は金砂湖観光道路という有料道路でした。

以前、別子山村は徒歩や索道でしか市街地(瀬戸内海側)と
人や物資の往来ができない山奥の里でした。

しかし、銅鉱山の開発で村が栄ると共に車道の必要性が増し、
地元の強い要望で開通をみた悲願の隧道です。

昭和49年3月に県道へ移管され通行料が廃止されています。

アプローチ道分岐点
その法皇隧道から下ること3分。

看板の指す金砂湖遊歩道の方へ行くと
目的の隧道があります。

法皇隧道から訪れるとUターンで進入し、
国道以上の急坂を下って行くことになりました。

遊歩道こと旧道
隧道まではコンクリ舗装などが施され、
徒歩道だった旧道も車道として機能してました。

遊歩道とはいっても、隧道の手前までには
数軒の民家と農業&林業倉庫が道沿いにあります。

ところで、この旧道はダムにより本来あった道を付け替えて
整備されたので、レポでは国道旧道として扱っていません。

一部が旧道の付け替え道路というややこしい由来。

林業
旧道から何本か林道が派生していますが、
メインとなる旧道を見失うことはありません。

目的の隧道直前が広場になっているので、
駐車場として使用させてもらいました。

Uターンもできるので訪問しやすい場所です。
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