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日本帝国海軍基地

弾薬庫入口
中身が畜舎に改造されたようで、鶏がコケコケ鳴いていました。

どうやら払い下げられて、私有地になっているようです。
動物を飼育している畜舎に立ち入るのは病気を持ち込む危険があり、
それなりの格好をしなければならないと知っていたので退散します。

貯油庫
次の遺構は、貯油庫。航空機のガソリンや、
艦艇用の重油などを保存していたガスタンクです。

一階が油槽庫で、二階のトンネル上の構造物を確認、
水上機の整備や給油を行なう為のスペースのようです。

タンク
看板が現在の消防法に則った形になっているようなので、
現在も地元の方(漁師?)に使用されているのかもしれません。

ということは私有地?これも払い下げられているようです。
公開してくれていることに感謝。

整備場
さっそくトンネル構造物に登ってみました。

予想を超える大きさで、高さ10m近くあります。
幅は6mほどで長さは50mあるかないか…圧倒。

クレーンで水上機や水雷艇を釣り上げてきて
このスペースで給油・整備していたのでしょう、
トンネルになっているのは砲爆撃や事故への備え。

内部より
抜けた先にあったはずの階段はすっかり薮に覆われ、
足元の段が見えづらくて降りにくかったです。

観光客用に解放されているわけではなさそうなので、
ココの階段は、かなりの高さなのに手すりなどの安全対策が無く、
足元に充分注意し、かつ薮を払いながら慎重に降りました。

そこは果樹園
降りた場所は、なぜか果樹園になっていました。
もしかすると、危ない階段を使わなくても、
どこからか入って来れたのかな・・・?

畑からトンネル整備場を見上げてみました。
50年経ち、植生に覆われて少々見えづらいけど
異様な雰囲気がかもし出されていました。

現在も利用されているタンク
後年作られたであろうタンクが、整備壕内にあり、
足元にコンクリ製の枡で防油堤が設置されていました。

防油堤は、タンクから漏れ出した油の流出を防ぐので、
踏んだり蹴ったりして壊さないように要注意。

ここの堤は、既に役目を果たしそうに無さそうでしたが・・・。
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