宿毛基地

宿毛基地

日本帝国海軍基地

水没

また、勾配も巧く取れていないようで内部は水没しており、
水深は10㎝ほどですが、長靴かサンダルが一番よさそうです。

水の中に蟹がいっぱいいて、足に纏わり付いてきました。
他にもコウモリや便所コオロギもいたので
虫や小動物が苦手な人は卒倒物の隧道かも？！

内部より太平洋を望む

幸いにも、宿毛基地からの震洋艇の出撃は無く
戦死者もありませんでした。

ここから震洋の出撃がなくて本当によかったと思います。
今はただ、綺麗な海と平和な漁村の光景が広がるのみ。

周辺の光景

周辺の壕の配置から考えて、この崩れかけた木造小屋の後にも
何かしらの壕か遺構があるだろうと予想できました。

予想を確かめる為にちょっと失礼して…。

発見！

コンクリで施工された壕を発見！
しかも、周辺の壕と比べて一回り大きい規模を持っています。

残念ながら内部は倉庫に転用され、鍵が掛かっていたので進入はNG。
ガラスの割れ目より、撮影だけはさせて頂きました。

倉庫の中

閉塞部まで25mほど。
今まで見てきた壕と違い、一番奥の壁までコンクリ巻です。

しかし、これは後から塞いで短くなったものでした。
他の壕より一回り大きいのは指令壕的な役割からか？

もしかすると、初めに見た崩落していた壕と
内部で繋がっていたのかも？と言うような位置関係ですが・・・。

※崩落していた壕と繋がっていたそうです。

そばにあった小屋

傍らにあったこの小屋、基地の設備として建っていたものでしょうか？

現在は倉庫となり、中には漁具が詰まっていましたが、
倉庫にしては造りが立派かつ頑丈すぎるような気がします。

小屋

壁がコンクリブロックで積み上げられた物ではなく、
型枠を用いて作り上げた一体のコンクリで出来ていることから
基地の関連施設であったことは、ほぼ間違いないと判断しました。

天井部分のみ後付されたようですが、
基地時代は水槽か防火砂用の物だったのではないでしょうか？

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