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輝安鉱
シャフト(竪坑)分岐 
坑口から15mほど進んだところに縦坑。
水没しているので進むことはできませんが、
坑内図で現在の位置を確認してみると
一号東押坑への接続があったことが分かりました。

この位置にしか大きな分岐がなかったので、
水の中に一号東押坑は沈んでしまったようです。

巻揚機 跡地? 
昭和19年頃に設置された電力排水ポンプや、
巻揚機が設置されていた場所ではないでしょうか?

記録に残る粗鉱量のピークは昭和19年の98.375tで、
この年に精鉱量60.9t、含有勤続量18.27tを記録しています。
その後、昭和42年に粗鉱量は不明なものの精鉱量117tとなり、
精鉱量はピークを迎えていますが、これは選鉱所の浮遊選鉱
などの技術革新によるところも多いと思われます。

北一番坑 終点 
終点にて奇妙な掘削痕??を見つけました。
坑内図に残る左右への分岐が全くないので、
終点は埋め戻しを受けたか複層構造だったようです。

この鉱山の終焉は昭和46年。国内で最後まで稼業した
アンチモン鉱山
となりました。この年の精鉱量は9t、
含有金属量は2.83tです。(ピークは昭和42年:36.557t)

脱出 
脱出後は、大切坑か二号坑を目指します。
紹介が遅れましたが、今回同行してくれてたのは、
アルプ日記アルプさんと、マイミクのゴミムシ君です。

いきなり廃坑探索なんぞに連れて行ってご免なさいね。
ここを見ているよい子の皆様はマネをしないでry

探索中 
まず、距離が長い二号坑を目指して北進してみました。

途中で周囲を見ながら怪しげな場所を探しまくり、
ズリ場?のような場所を見つけたアルプさんが登ります。

場所的には二号坑が眠る斜面ではあるのですが・・・
足もとに奇妙なもみじ石が散乱していました。

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