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輝安鉱山+銅鉱山(含銅硫化鉄鉱)
銚子ダム 
地形が改変を受けていた理由はこれでした…。

銚子ダムという農業用利水ダムが建設され、
鉱山跡地を巻き込んだ地形改良が行なわれたのです。

先ほど見えた河川は「余水吐っぽい」のではなく
「余水吐そのもの」として造られたものでした…。
これでは、坑道が残っているはずもなさそうです。

吐水口? 
・・・なんだその穴は?

穴の先に川も無いし…ダム堤体から離れているし
ものは試しということで行ってみました。

内部 
穴があったら入りましょう。しかもハシゴも付いてるし。

実は、この時点で鉱毒水が出る鉱山をダムに沈めたり
しないだろうと思っており、この穴が閉鎖された坑道に
続いている可能性があると思っての行動です。

しかし、行けども行けどもコンクリート巻。
流石に鉱山と無関係のダム施設かと思い始めました。

黄金様もどき 
進むこと約100m、画像のコンクリート鍾乳石が
見られ始めたので引き返すことにしました。

ライトを持っておらず、携帯電話のバックライトで
進んでいたこともあって行き止まりは未確認です。

正体はカーテングラウト施工用の隧道かもしれません。
(※ダム堤体と地山を一体化させる工事のこと。)

銚子の滝(落差40m) 
滝は水量豊富な時とそうでない時の差が大きく、
滝愛好家には二つの顔を持つと言われているそうな。

上流部を見たので言えますが、水量に差が大きいのは
銚子川を堰き止めている銚子ダムのせいでしょうね。

ちなみに銚子ダムは珍しいロックフィル式ダム。
昭和45年着工、昭和52年完成、周囲のダム公園では
キャンプやBBQのできる広場が設置されています。
湛水された水は農業用に利水されていました。

あぁ、また一つ鉱山が沈んでしまったか。。手遅れ無念。

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