銚子滝鉱山

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銚子滝鉱山

輝安鉱山＋銅鉱山（含銅硫化鉄鉱）

脱出！

これでこの坑道は全て解き明かすことができました。

甚大なる協力をいただきました元自衛官さん、
YU-PAさん（降下の補助担当）に改めて感謝！！

以下、元自衛官さんが泥だらけになりつつも
撮影してきて下さった縦坑内の様子を掲載します。

下方からの視点

元自衛官さんから見た上方の様子です。
我々が僅かに見えているのが分かります。

あなたはこの暗闇に一人で降りることができますか？

坑道の全体像も撮影して頂きました。高さ20mの縦坑！
現役時には巻揚機が設置されていたことでしょう。

竪穴内部

元自衛官さんの調査の結果、分岐は全て閉鎖していました。
また、縦坑の途中には支保坑がポツポツと残っており、
それがまだ強度を保っていることには驚かされます。

縦坑の底にも閉鎖された坑道があるのみで、
メインの鉱区は全てダムに没したのでしょう、
残念ながら？これ以上進めませんでした。

脱出

主な鉱石は硫化鉄（品位30～40％）、総量32万tです。
鉱床は、赤鉄石英片岩の上磐位にキースラガーを、
下磐位には緑泥片岩を挟んで、塊状の硫化鉄鉱の
鉱床を形成し、鉱床内に輝安鉱脈も点在していました。

判読しにくくて申し訳ありませんが、左画像は
銚子滝鉱山の坑内地質鉱床図（平面図）です。
既にダムに沈んだ部分が大半であり、
我々が見学した坑道はどれか判別できません。。
この図は鉱脈を見失い、大規模な再開発が行われた
後の坑道を示しているようなので、もしかすると
我々が潜った穴（推定：旧坑道）は未掲載かも。

おまけ

設備の配置図もこちらにリンクしておきます。

左の画像は、私が見つけた含銅硫化鉄鉱石。
草の中に落ちていた品位の低い物です。
探索＆鉱石も見つけることができ実りある一日！
満足感を覚えつつ次の探索へ出動しました。
白木さん、元自衛官さん、YU-PAさん！
情報＆ご協力ありがとうございました。

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