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素掘り 他

南側 軌道跡
道と言っても幅は1mあるか無いかの崖っぷち。

更に、季節によっては刺付きの薮が
行く手を阻むという危険が危ない道です・・・。

この日はバイクで未舗装路を走る予定だったので、
幸いにもプロテクター等の装備が完璧で
棘を気にせず勢いよく前進できました。

旧隧道 南側坑口
隧道にはトタンで扉が後付けされていましたが、
扉が無施錠だったので入ることはできました。

最大部を実測してきたデータを下記に。
延長25m、幅員2.4m、高さ3.2m。

森林軌道の開設時期から考えると、
昭和29年竣工、昭和40年廃止と思われます。

内部
ネット上初公開の内部。

単独進入かつ手持ちの照明が暗かったので
怪我をしないように気をつけながら前進しました。

真っ暗な中、冷たい空気の通る独特な雰囲気を堪能。

落書き
突然目に入ったこの落書き・・・
一体何の為に、誰が書き残したのでしょうか?

「世と共に 今ははいどう(廃道?)色即空無尽」
トロッコを動かしていた作業員が、
廃止の際に名残を惜しんで記したのでしょうか?

しかし、何かしら不気味な感じが・・・
尽の文字、ちょっと違うし。

中心部
カーブの先で閉塞。

ブロックを積み上げた人為的な閉鎖で、
妙な窓が付いています・・・。

散らばっている木材は既に風化が進み、
触るとボロボロと崩れていきました。
大きさから、隧道の支保杭ではないと分かるので、
キノコの栽培に使われた物だと思っています。

旧隧道 南側坑口(内部)
この日は無施錠でしたが、
扉には南京錠を付ける場所がありました。

使用を放棄されていると思いますが、
中に入っている時に閉められたら困るので
写真のように開けっ放しで探索しています。

勿論、探索終了後は元通りにしました。
P1 P2 P3
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