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素掘り 他

地図
メンバーはHOT-KのTNTさんAVR-零さん
シゲちゃんさん&私とほっかむりの5人。

今回紹介する隧道は、別件の廃隧道&
林道ツーリングの途中で偶然発見した
森林軌道跡に残る物件です。

一の谷トンネル 南側坑口
当初はここが軌道跡だと知らずに走っていたので
普通の林道に普通のトンネルがあるだけだと思い
気にも留めずにスルーしそうになりました。

しっかし、このトンネルをよく見ていると、
坑門上部の岩がオーバーハングになっているなど
素掘りを改修して造られた物だと分かります。

スルーからプチ取材モードに突入、撮影開始。

扁額
素掘り時代には無かったであろう扁額。

コンクリ巻の部分が狭いので、
無理やりとって付けた様に見えますね。

銘板
昭和末期が記された銘板。

改修された時の年月日が書かれているのでしょうか?
この先にある稲村ダムなどを維持管理する為に
道路が改修されたと考えれば時代が合います。

しかし、ダム工事中は素掘りだったのですね・・・。

内部より稲叢山方向を望む
当初は、林道を走りまくって稲叢山を目指す予定でした。

しかし、ちょうどこの写真を撮っている時に、
TNTさんとAVR-零さんが衝撃の新発見をやらかしてくれたので
急遽、プチ取材から本格的取材モードに切り替え!

このトンネルの脇に残った道の痕跡の先に
隧道があったとのこと!嬉しい発見です。

南側 アプローチ道分岐点
帰宅後の調べによって、林道の旧道だと思っていた
この路線が森林軌道の跡だと判明しました。

名称:一の谷林道 大師谷線(2級)
延長:0.7km
運営:昭和29年〜昭和40年
管理:土佐町 高知営林局 本山署
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