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歯長隧道(コンクリ巻)旧道

地蔵堂
石碑の横にはお堂の七つ地蔵が安置された地蔵堂も。

昭和の初期までこの峠道が宇和(西予市)と三間(宇和島市)を
繋ぐ唯一の生活道路で、峠には駄菓子・ラムネ・わらじ等を売る
茶店もあったそうです。(地蔵堂の右手の空地がその跡?)

また、戦国時代に戦略上の要衝であったこの峠は、
土佐勢と宇和藩の攻防の舞台となり、幾多の合戦を経て
土佐の長宗我部軍に攻略されたと伝わっていました。

南側 峠道
スニーカーの私には洒落にならない鎖場が!

一歩出してはズサーと滑るほどの斜度を持っており、
一度、スライディングよろしく転倒してしまいました。

普通のお遍路さんなら登り側、すなわち仏木寺方向から
上り坂を迎えることになるので少しはマシかも知れません。

稜線を望む
鎖場を終えて振り向くと稜線が一望できます。

写真の一番窪んだ場所が地蔵堂と石碑が建っていた所で、
この景色が見える展望所近くに峠の案内看板がありました。

険しい地形ですが、四国の道として整備されているので
倒木除去などのメンテナンスがされ歩き易くなっています。

休憩所
峠の南側にも休憩所が設置されています。

また、この近くにある高森山の登山道にも
同じ物が設置されており、登山客やお遍路さんに
ひと時の安らぎの場を提供していました。

四国のみちとは四国地方整備局が制定した歴史的な
遊歩道のことで、HPにて詳しく紹介されています。

歯長隧道へ
峠を抜けると隧道の南側に到着、
北側に車を置いているのでトンネルを踏破。

峠への軽登山で汗をかいていたせいもあって、
歯長隧道内を吹き抜ける寒風が身に染みました。

隧道内は暗くて交通量が多いので懐中電灯必須です。
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