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屋島ケーブル(ケーブルカー)

登山口駅
下りながらの探索なので30分ほどで着。

この屋島ケーブルは、1929年に開通し、
山上駅の設計はスイス人が行いました。

営業期間は、1929(昭和4年)〜2004(平成16年)
75年間続いたケーブルの跡地は哀愁を誘います。

義経号
この車輌は車体番号がNo.1なので義経号。
なぜか弁慶号と比べて痛みが進んでいました。

両方とも車体は戦後に造られたものですが、
廃線に至るまで一度も交換されなかったそうです。

なんと昭和25年製作の日立製作所製の車体。

ホームより
これも有名、レトロな陶器製矢印

ホームの傍らには油挿しかなと思われる
油で汚れたブリキ製の器がありました。

動かない車体には幼稚園児が書いた
お別れの作文やイラストが貼っています。

山上駅と同じく駅標も残っていますが、
このまま忘れ去られていくのでしょうね。。。

改札口より
義経号が納まっているのは梁がレールの駅舎。

余談ですが、この屋島登山鉄道の親会社でもある
高松琴平電気鉄道も経営再建中の身だとか。

加ト吉などの支援を受けているそうですが、
古い車輌を多く持つ路線なので頑張って欲しいものです。

-追記-
現在は、ここに弁慶号が縦列に置かれています。

屋島登山口駅
なんだか写真が傾いていますが仕様です。

と思って、他所様の同廃線レポを見てみると
ほとんどの写真が傾いている・・・?
足元が坂になっているのでミスり易いのかな?
今後、撮影に来る方は注意すべき場所かも・・・。
屋島山上駅と比べるとインパクトに欠けますが、
窓枠などを見るとやはり貴重な物件のようです。

平成26年(2015)8月に駅舎が解体されました。
車体は緑色に再塗装され現地で保存されています。

おまけ
屋島にてケーブルの痕跡があるかなと思い、
観光案内図を観察してみました。

マジックでバツを書くとは・・・お金ないのね。寂。

看板もケーブルカーの文字の上にガムテープ!
看板がたくさんあるので節約したのかな?哀。

屋島登山鉄道の屋島ケーブル探索も無事終了、
同行者の西風さんありがとうございました〜。
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