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12本の隧道! 無数の橋梁!

地図
四国に残る最も大規模な廃線路跡(旧線路)。

土讃線には合計7箇所も新トンネルの掘削により
振替られた場所があります。

その内、最も到達困難で踏破困難と思われる
大歩危駅〜土佐岩原駅間に残る旧線路を歩きました。

前編からの続きです。

第六隧道 北側坑口
連続して11本の隧道が続く山間部を
這いつくばりながら三人のHP管理者が合同探索。

雪のため、ここまで来るのにメンバー全員、
全身びしょ濡れとなり、頭から湯気が出ています。

全ての隧道はコンクリ巻で馬蹄形をしていました。

第六隧道 南側坑口
坑門には架線の痕跡である碍子が残っています。

他の隧道も同じような状態で、
架線が付いたままの碍子もありました。

第七隧道 北側坑口
旧線路は、平成17年で廃止から既に37年も経ち、
植物に占領されつつありました。

レポート前半部に続き、この辺りになっても
刺付きの植物が行く手を阻みます。

第七隧道 内部
待避所の内部は素掘りになっています。

それより、待避所の断面からコンクリ厚が
およそ20センチ強だと分かりました。

第七隧道 南側坑口
お馴染みプチ土砂崩れ。

この線路は土「惨」線と揶揄された軟弱地盤地帯なので
この程度の崩落は朝飯前に見ることができます。

危ない探索なので立ち入りは自己責任かつ、
誰かに知らせてから入るのが賢明だと思いました。

万が一救助されるような事態を引き起こせば
批判されることは必然です。
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