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コンクリ巻

待避所
鉄道トンネル由来なので待避所が存在。

このトンネル内に待避所は5箇所あり、
約30mおきに左右交互に設置されていました。

塞がれることもなく、廃隧道に色を付けています。

塩江温泉側を望む
坑口にて路盤が堰留めされていました。
こちら側には民家があるので、水や土砂が隧道内部から
鉄砲水となって噴出すのを防ぐ意味があるようです。

その堰板のお陰でしょうか、隧道内部には外からの
泥の流れ込みが無く、植生に犯されずに済んでいました。
また、心配された水没や土砂の堆積も現在は起きていません。

そしてトンネルの内部には、水道管?(電線?)
通されていたようで、トンネルを抜けた先にあった施設か、
周辺の農林業に使用されていたようでした。

塩江温泉側 坑口
こちらも隧道の外はやや水没気味・・・。

実測してきた隧道データを下記に。

昭和4年竣工
この年、女優のオードリー・ヘップバーンが誕生しています。

延長153.5m、幅員4.4m、高さ4.2m。

温泉側 アプローチ
足元には50cc原付(HONDAのイブ?)が転がっています。

初めは、どこからバイクが来たのかと思いましたが、
坑口から10mほどの場所に小道がありました。

車が見えている場所が国道193号線なので
トンネル内を通らず、しかも労せずにして
両側の坑口を見学することも可能です。
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