[HOME]芸予要塞 大久野島
日露戦争時に造られた要塞
大東亜戦争時に造られた毒ガス工場

発電所遺構
火力発電所前に小さなトンネルがありました。
上部に山が無いことから、通路の偽装目的に設置された物かな?

手前に立っている看板は環境「庁」のもの。
現在は環境「省」ですね。

進駐軍が残したペイント
この隧道を抜け、火力発電所に向かいます。
壁には沢山の落書きがされており、その日付を見ていると
中にはとんでもなく古いものもありました。(昭和は当然)

昔は自由に見学できる場所だったようで、
喫煙所の指定を示すペイントまでありました。

火力発電所方向を望む
50年の月日が流れ、発電所までの道には
蔦や薮が覆い被さっていて進入が困難そうです。

※写真は8月。10月に再訪したところ、綺麗に刈り払われていました。
  現在も管理が行き届いているようです。

火力発電所
平成20年頃に、草刈等の簡単な整備が行われたので、
現在では綺麗に見学することが出来るようです。

ただ、私が訪問したときは自然に還るまま放置され、
薮を頑張って乗り切らないと到達できませんでした。

内部
最盛期には3.3kv発電機5基が装備されていたらしいのですが、
東亜戦争時は、広島から電線を引っ張ってきていたので
3.3kV発電機2基が据えられていたそうです。

ここで終戦直後まで島の電力を賄っており、
毎日島に訪れる労働者の数は数百人も居ました。

二階に続く
小さな二階は、事務室か倉庫の跡でしょうか?

トイレか更衣室だったと思われる区切られた場所や、
発電機が設置されていた土台などが残されています。

ところでこの建物、今すぐ崩落することはないでしょうが、
廃墟ゆえ、危険なので見学は自己責任で行いましょう。
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