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含銅硫化鉄鉱+アンチモン
坑道より 
本坑周辺と下流のズリからは、ほとんど鉱石が見当たらず、
半日かけても硫化鉄鉱石を数個しか見られませんでした。

本坑にも、採掘されていた脈を見てみようと入りましたが、
なんだかよく分からず、すぐに撤収しました。内部より

結果 
試掘権の消滅が行われたのが昭和38年7月5日。

有力な鉱脈を発見することなく閉山されたようで、
たった2年ほどの探鉱で終わってしまいました。
この間、採掘した鉱石も売鉱していないようです。

これらの紙片は、雨にぬれたり風で飛ばされぬよう、
整理して家の中に戻しておきました。

成分? 
鉱脈か?と、注目したのは岩盤に見られたこの紋様。

この岩盤に流れるように付いた何らかの成分、
鉄っぽい感じが…判断できないけど胆礬なのかも?

勿論、この場所でとる物は写真だけ。現地は大切に残し、
岩盤を削らないよう当HPを見る人にお願いいたします。

残留物 
周辺には、鉱山に用いられてと思われる、
一輪車やギヤなどが散見できました。

周辺(対岸)には、古宮鉱山弘法師鉱山のように、
有力な鉱山が群雄割拠していただけに無念だったでしょう。

廃村ゆえに、古い墓石群などもあり寂しい場所です。

鉄塔 
帰り際、ヘリコプターに遭遇。

爆音と共に突然やってきたので、付近で山火事か
事件が起きたのかと思ってビックリしました。

鉄塔の点検に飛来したようです。
普段、見られない風景が盛り沢山の場所でした。

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