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煉瓦巻

地図
愛媛の鉱山No.4、車屋隧道の続きです。

たどってきた端出場〜惣開間を走ってきた下部鉄道も、
道の駅マイントピア別子に入り、中尾隧道を抜けると終点。

総延長は10,461m(約10km)で、開通当初より軌間762mm、
動力は蒸気→内燃→電気と変遷しました。

今回は、道の駅内でアトラクションとして
第二の人生を歩む中尾隧道を中心に紹介します。

下部鉄道とマイントピア
道の駅の駐車場の隅で全く案内もされずに閉鎖されていのが、
今までレポしてきた下部鉄道の軌道跡地となります。

鉄柵で完全に閉じられ、山側・崖側共に隙間は無く、
端には有刺鉄線が巻かれているので進入出来ません。

私達も、車屋隧道等を見学した後引き返し、
県道から道の駅まで迂回してきました。

道の駅、端出場駅より
道の駅の中を走る軌道は、観光列車が走っている為か、
レールが設置されたままになっています。

鉱山鉄道を観光鉄道として再利用しているなんて、
かなり珍しい施設なのでは無いでしょうか?

鉱山鉄道について興味が無かった頃に訪れた時は、
ただ無邪気に観光鉄道として楽しんだという記憶があります。

今のように、ウンチクが揃ってから再訪問してみると、
視点が変わったので、とても新鮮な気分が味わえました。

タヌ金砂金掘り
マイントピアの売り物に、自分で砂金を掘り当てるという、
鉱山らしいが、なんじゃそりゃなコーナーがあります。

出てくる砂金は、マイントピアのキャラクターの狸が描かれていて、
3個掘り当てると、なんとなんと5gの純金インゴットをもらえます!

漢なら一攫千金!!ぜひチャレンジしてみて下さい!  500円也…

この写真は、その砂金掘り場に渡る橋の上から撮影したものです。

瀬戸内海側 坑口
これが観光列車が現役で走っている中尾隧道です。
今まで巡った三本の隧道と同じ総煉瓦巻で感動物!

これは早速通ってみねばと、同行したしげしゅさんと一緒に
観光列車に乗り込むべく、端出場駅に向かいます。
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