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マンガン
子安場王子 断崖 
王子社のある断崖は、かつての行場でもあったそうで、
初めて山に参拝する若者を、この断崖に芋づるで縛って
吊るして是までの悪行を懺悔させたと伝わっていました。
しっかし…昔の人は、なんちゅー無茶をしますかね・・・オソロシヤ。

ただ、最近は王子社へ参拝する人も減っており、
所によっては道筋が不鮮明になっていたり、
社が行方不明になってしまった所もあるそうです。

細野王子社へ 
ここまで、河口地区にある王子社を紹介しましたが、
実は鉱山のある細野地区にも王子社があります。

で、そこへ行く前に子安場王子社へ寄ったところ、
ちょうど良く、ここから本命の細野王子社へと続く?
道があったので進んでみることにしました。

意外にも、手入れがされており発見は楽勝かな?

石垣による基礎 
何か古い建物があったのか?山肌に一ヶ所石垣がありました。

石鎚神社でしか買えない幻の本、石鎚山旧跡三十六王子社を
開いてみると「登山道へ向かう人から参拝料を取っていた」
とあるので、今でいう料金所の跡ではないかと想像されます。

また、状況から順調に細野王子へ近付いているようです・・・多分。

道しるべ 
ふと傍らを見ると文字の彫られた石を発見!

「右 石鉄■     ※石鉄=石鎚山
 ■■■■■」

うぅうあぁぁぁ・・・読めん!!現地でも読めなかったけど、
写真だと余計に読めん!・・・安直で申し訳ありませんが、
なんとなく道しるべっぽいということでお許しを〜。

行き止まり 
謎(?)の道しるべを越えてなお進むと・・・
ぷっつりと砂防ダムにぶつかって道が終わりました。

この砂防ダムも石垣で造られていることから、
相当に古いものだと思うのですが・・・
しばらく、よじ登ったり山中に突撃したりして
悪あがきをしてみたのですが、強い雨の日だったので
ここで尻尾を巻いて逃げ帰りました。無念也。

細野王子社 
先ほど紹介した「石鎚山旧跡三十六王子社」に
細野王子社の写真があったので引用します。

なんと、首だけの地蔵菩薩が御神体とな!!
この王子前の道も、かつては三輪車が通れる
石鎚への唯一の道であったと書かれていました。

王子社は再訪すると思いますが、鉱山は完。

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