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端出場地区にある隧道群

閉塞
100mちょっとの地点で終点を迎えました。

実測してきたデータ等を下記に。
昭和25年竣工(仮)、幅員3m、高さ2.5m。

終点の壁の傍らには見るも無残な姿になった
トロッコが横転していました・・・。

路面
碍子が付いたままの架線が
いたるところに落下しています。

コンクリ巻もされていない真の素掘りで、
現在も少しずつ崩落が進んでいるようです。

安易な立ち入りは危険。真似しないで下さい。

枕木
レールはすべて撤去されていましたが、
枕木は残されているようです。

素掘り部分には、壁から崩れた岩や
坑木が堆積していたので確認できませんが、
コンクリ巻の坑口付近に残っているものが
何とか確認できました。

スイッチバック隧道より
スイッチバックしていた軌道を離れ、
マイントピアから県道47号へと向かいます。

県道から見上げた場所に今回紹介する最後の隧道、
大斜坑庫〜端出場間を結んだベルトコンベヤー専用の
トンネルが坑口を見せていました。

貯鉱庫と隧道
第四通洞の真上あたりの県道から見上げると
大斜坑用の貯鉱庫と隧道が並んで見えます。

大斜坑用の貯鉱庫は、先ほど紹介した貯鉱庫が
完成する前まで使われていたそうです。

この貯鉱庫からベルコンが隧道を抜け、
選鉱所のある端出場に鉱石を運んでいました。

隧道をズームで拡大
貯鉱庫に貯めてある鉱石は、
ゴム製のベルトコンベヤーに載せられて、
無人で選鉱所まで運ばれる仕組みだったそうです。

私のつたないレポと写真では
遺構の迫力が伝わらないと思うので
ぜひ現地に行って直に触れてみて下さい。
道の駅には温泉や砂金堀りなどもあり、
みんなが楽しめる鉱山テーマパークになっています。

レポートは東平地区へ、小マンプに続く・・・。
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