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素掘り

旧道との分岐
写真は都合により残雪の残る春先の写真です。

分岐には旧道の完成記念碑が残されており、
旧道へオブローダーを誘っていました。

伝永遠と題された旧道開通記念碑。内容を下記に要約。

「完成には三千円かかり、これを米に換算すると百石。
西村真兵衛氏の斡旋で林業家の川崎幾三郎氏より借入し、
隧道より南は百二十間、北は二百八十八間の区間を
開通させることができた。(120間=0.216km 288間=0.5184km)
隧道は紀元2582年12月に完成し、これにより道路が全通、
高野、大北川両地区が結ばれることとなった。
この碑を大北川、高野地区の許可を得て設置する。」

石碑の裏には石工や世話人の名前が。

北側 坑口
木が邪魔かな?初春の写真はこれ。

分岐から隧道の姿は見えており、距離は30mほど。

その短い区間に仮設トイレの残骸やドラム缶が数本
投棄されていますが徒歩での通行に支障はありません。

北側 内部
生粋の素掘りなのに石灰岩で出来ている?せいなのか
吹付けコンクリを施工されているように見えました。

しかし、近づいてみるとノミの跡が壁面にビッシリ、
その生々しさに敬意を払わずにはいられません。

中心部
ここにはほっかむりと一緒にCB900で訪問しました。

メジャーでの計測をほっかむりに手伝ってもらい、
実測できた数値は下記。最大部を測ったつもりです。

延長7m、幅員3.9m、高さ4.4m。

開通は1922年で、新道開設を黒沼田橋の1973年完成とすると、
この隧道の供用期間は51年間と考えられます。
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