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コンクリ+素掘り+吹付け
お墓と砥部焼 
手入れされた植林地帯に道が通ります。

途中で見つけたこのお皿、砥部町の土地柄らしく
名産の砥部焼(白磁器)で作られていました。

絵柄が落ち着いて見えるので、制作は
大正末期〜昭和初期付近の物と思われます。

峠を望む 
ところでこの峠、道端にお墓が大量に造られており、
どうやって墓石を持ってきたのか不思議でした。

先ほどのお皿もお墓に置かれていた物かも?

数百m坂を登り、峠の付近にやってくると
日当たりが悪いのか?薮が引いてきました。

 
峠に到達!(標高約620m)画像は国道側から撮影。

トンネル脇から10分くらいで峠に着きますが、
小さな掘割があるだけで石碑も地蔵もありません。

うらびれた寂しい峠となっていましたが、
トンネルができた昭和32年の前までは
賑やかな往来があったことでしょう。

眼下に国道 
峠に立つと国道の忙しい流れと
車の走る音が目と耳に響いてきます。
小さな峠を一つ跨ぐだけで地勢の変化を
肌で強く感じられる面白い光景でした。

ちなみに、国道33号は松山市と高知市を結ぶ
主要国道ゆえ交通量はかなりのもの!

しかし、北斜面に存在し標高の高い三坂峠は、
冬季に度々気象通行止となってしまう難所。
その為、この問題を根本的に解決するべく
三坂道路という高規格道路が造られているのです。

国道側 峠道 
倒木を一つ越えると国道への出口が見え始めます。

こちらの峠道は100mほどですが、
後半はものすごい急坂になっていました。

国道拡幅によって山が削られてしまったのか?
カニ歩きをしないと滑って進めないほどです。

 
あ、出れん・・・。





・・・いや、まだ近寄ればなんとかなるか?戻るのは嫌だな・・・。

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