土佐石灰工業専用線
廃線跡を歩く
距離標 
廃線を辿ると、JR土讃線と廃線跡が併走し始めます。

併走区間には、斗賀野線の路盤が残されており、
歩いて専用線跡を辿ることができました。

1kmほど斗賀野駅方向へ歩いた場所にキロポストが
残されています。前回見逃していた一つ目の見所。

橋梁 
見逃していた二つ目の見所は橋。

JR土讃線と並んだ橋梁が残されており、
短いガータープレートと枕木を見られました。
(※上記リンク画像は二つ目の橋とJRの様子。)

キロポストから数百m斗賀野側に残っています。

勾配標 
更に1kmほど進むと見逃していた三つ目の見所。
前回のものと同じく、枕木&短いガーター橋
先のガーター橋よりも少しだけ長い橋梁です。

また、この橋梁の脇には勾配標もありました。
JRの物と仲良く並んでいますが、その様子は
現役路線と廃線を対照的に表現しているようで、
JRは綺麗な塗装、専用線はサビサビの物でした。

斗賀野駅 
全長約3.5km(軌間1,016mm)の専用線も、
JR斗賀野駅からはJRと線路を供用していました。

専用線がJRを間借りするという珍しい形式。

今も三番線の脇に専用線の跡地が残ります。

多ノ郷駅 
そして、車で一気にJR多ノ郷駅まで移動。

この多ノ郷駅から、再び石灰専用線である、
住友セメント工場線が派生していました。

画像の奥辺りから線路は分岐していたようです。

痕跡は? 
画像右方向へ分岐していたそうで、
最近までホームの痕跡が残っていたそうです。

しかし、残念ながら大規模な開発を受けており、
その痕跡は極僅かな物となって消滅していました。

よく探せば、ホームの端っこが残っているそうです。

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