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コンクリ巻
南の隧道 内部 
キャンプ場側を望む。

↓ 実測してきたトンネルスペック
延長165.2m、幅員4.8m、高さ4.8m。

伯方・大島大橋が1988年(S.63)に供用開始されているので、
1980年代前半(S.55〜)に建設されたものと思われます。

南の隧道 南側坑口 
こちらの坑口には、鋼材でロックシェッドが設置され、
工事用道路の雰囲気を味わうことができます。

また、トンネルの南にも工事に利用された土地があり、
大島大橋を真下から見上げることができました。

現在は、ここでもキャンプや釣りができるようで、
新しそうなトイレが設置されていました。

ロックシェッド 
現在、一般の車両は島に入り込めないようですが、
管理車両の物と思われる轍が僅かにあります。

また、この島への橋脚建設前に行われた発掘調査にて、
能島村上水軍由来の陶器片などが大量に発見され、
かつての海上流通における中継拠点だったことが分かり、
島の中央へ大きな一つの橋台を置く設計が変更されて、
島をまたぐように二つの橋台が造られました。

大橋を望む(南方) 
トンネルは、現在でもキャンパーや釣り客の
頻繁な利用を受けており、我々以外にも複数の
利用者(訪問者)がいました。

照明設備等はありませんが、真っ白なコンクリで
仕上げられているせいで明るいトンネルです。

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