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コンクリ巻
久万高原町側 坑口 
こちら側の坑門も同じ馬蹄形で、
隧道単体としての面白みには欠けている?

ここから、善進ヶ森(1,284m)や陣ヶ森(1,207m)等、
1,200〜1,300m級の山へと続く登山道が出ています。

数年前は、隧道を抜けた所から未舗装でしたが、
平成18年に訪問したら綺麗に舗装されていました。

久万高原町を望む 
古くから人と物の交流が盛んだったこの峠も
隣の三坂峠が、当時の上浮穴郡長 桧垣 伸の
陳情にて、車や馬車の通れる県道へと改良された
明治25年頃に陰りを迎え初めています。

更に昭和42年、三坂峠が国道33号線として、
松山と高知を結ぶ車道に大改良されてからは
人通りが途絶え、相当に寂れてしまいました。

久万高原町側 
しっかりと間知ブロックで覆工された法面で、
ダートだった頃の面影を失わせていました。

未舗装時代の林道では、車内で練炭を使った
集団自殺があったほど静かな場所でしたが、
全線舗装が竣工すれば人通りが多くなるかも。

ちなみに、この峠は分水嶺にもなっています。

未舗装部分 
残された未舗装部分は、久万高原側の数百mでした。

林道終点の房代野地区へ近づくと再び舗装路になり、
直瀬地区からは県道210号線に指定されています。
もしかすると、既に全線舗装されているかも?

※追記※
平成19年度上半期に全線舗装化工事が完了しました。

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