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軍用桟橋(軍艦波止場)
荷捌き所? 
こちらは一部に完全な迷彩塗装が残る建屋。
暴風波浪を防ぐ為か?海から150mほど内陸にあり、
貯水槽のほぼ斜向かいに残されています。
陸揚げされた物資の受取、荷捌きを行ったか、
その為の人員が待機していた施設なのでしょう。

道から建屋への取付け道がなくなっていることと、
マムシが居るとのことで内部確認はできていません。

旧正野谷桟橋 
分岐から約600m歩けば海岸及び桟橋に到着!
伊方町HPによると長さ約50m、幅約5m。
コンクリート及び鉄材で建設されており、
24本の橋脚に支えられているとのこと。

橋台となる石積み部分の長さは約23m、
合わせて73mの80年前に造られた桟橋です。

海上自衛隊機 
ちょうど、海上自衛隊に所属する救難飛行艇
US-1(新明和工業)が飛んでいました。

綺麗な青空にプロペラ機の音と波の音・・・
ここが戦跡でなければ感慨にふけるところです。

ちなみに、海上自衛隊岩国航空基地所属機。

文化財 
2003年12月1日に文部科学省が文化財指定をしました。

平成15年のことですから、戦後(昭和20年)から数え、
58年目にようやく遺跡として公に認知されたのです。

ここに陸揚げされた要塞(第二砲台)建設物資は、
大八車により歩いてきた道を使って運搬されました。

保安設備 
波圧を逃がす穴(波圧防止装置)も残されています。
これにより本体の崩壊が免れているのでしょうが、
橋台部分となる石積みが崩落していました。

現地の佐田岬半島は一年を通して風が強く、
風力発電がさかんな土地でもあります。
ゆえに強風で海が荒れることも多く、この場所も
冬季には波濤が押し寄せ、立入も危険になります。

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