HOME豊予要塞 佐田岬
軍用桟橋(軍艦波止場)
痛みが進む 
友人のTNTさん曰く、裕次郎が足を置く物もあります。
これ、なんて言うの?
係船柱:ボラードと言うそうです。taiheiさんより

正面の谷間に歩いてきた道があり、
右側の山腹に第二砲台が残されていました。

正野谷漁港 
波止と24本の橋脚

豊予要塞は、大日本帝国陸軍によって建設された二等要塞。
航空機の時代となり、昭和19年までに全ての要塞砲は
撤去されましたが、昭和20年に穹窖砲台が新設されます。

豊予海峡に現れた敵艦を撃沈する役目を背負いましたが、
もはや終戦間際の戦局に寄与することはありませんでした。

瀬戸内海 
この辺りは、通年風が強く波も荒れやすく、
瀬戸内海・太平洋・日本海からの海流が
ぶつかり合う場所なので好漁場なのです。

栄養豊富な海流に揉まれ、引き締まった魚は
岬あじ(はなあじ)・岬さば(はなさば)として
全国にブランド化が進行していました。
三崎漁業協同組合のHP

おまけ 
現在、この港は夏季のみ漁港として使われています。

漁具が収められたバラックが点在しますが、
その基礎のコンクリートの古さに注目してみると、
要塞建設に絡んで打設されたことが伺えました。

バラックとコンクリ基礎のサイズも全く違うことから、
以前はここに何か別の建物があった可能性は大です。

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