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銅(キースラガー)
鉱山鉄道 
そして坑口の付近に移動しました。

なんと、坑口からズリ山への区間には
レールが敷かれたまま現存しています。

現在は落ち葉に埋もれつつありますが、
並行する2本のレールがほぼ完全に残る姿!
見所には事欠かない鉱山のようです。

採掘された鉱石は、索道にて道路まで降ろし、
鉱山鉄道を用いて西条の港まで運ばれました。

坑口 
鉱山鉄道は大正2年に日本窒素肥料が
建設に着手、大正10年に完成しています。
鉱山の経営と時を同じくして敷設されました。

閉山後に、周辺の鉱山や森林組合に貸出され、
軌道のみ昭和32年まで運営されています。

詳しくは、加茂の荒獅子さんのHPが参考になりました。

トロッコ 
坑内には、2本のレールが延々と続いており、
坑口付近に一台のトロッコがありました。

荷台は完全に腐りきってしまって触れず、
レールに乗った車輪は錆び付いて動きません。

しかし、ここに残されていると言うことに
大いなる意義があると感じました。遺産です。

出発進行 
さて、行けるだけ行ってみましょう、
大正の鉱山、廃止から80年の廃鉱に。

敷かれたレール 
枕木とレールがしっかりと残ります。

足元は泥が薄く積もっているので、
長靴を履いて行けば楽に進めるでしょう。

坑道に変化があれば引返す勇気も必帯で。

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