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煉瓦巻+石積み

索道バケット
東平〜端出場間などに架設されていた索道において、
鉱石や生活物資などを運んだ運搬用具。(入れ物)

索道は、電気を使わない重力を利用した自動複式で
東平から鉱石を降ろし、端出場からは生活物資を上げたそうです。

エアーホイスト
圧縮空気を動力源とした軽便巻揚機。

坑内の採掘現場に近いところで、
主として保坑用の坑木や板を巻き揚げていました。

時には坑道内部で解体されたレールやトロッコを
巻き揚げることもあったそうです。

スラッシャー
シールド採鉱法で掘り取った鉱石をかき寄せるスクレーパーの電動機。

シールド枠に取り付けるために、
モーターをワイヤードラムが縦に配列された独特の形をしています。

動力には圧縮空気が用いられ、
使用する場所や長さによって、5〜30馬力の物がありました。

以上!
隧道の内部に展示されている看板を参考に紹介しました。

隧道の天井にはこのようなアンカーが等間隔に打ち込まれており、
架線か、簡易な照明をこれに設置していたのだと思います。

東側 坑口
こちらも当時のままの姿が保たれています。

この小マンプ、展示場として再利用されるまでは
立入禁止されていた時期もあったそうです。

人里離れた鉱山跡を利用したテーマパークは、
産業遺跡に直接触れられる玄人好みなものでした。

中マンプ編に続く・・・。
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