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煉瓦巻+石積み+素掘り

地図
日浦通洞は第三通洞と表裏一体となっていました。

県道の大永山トンネルが抜ける前から存在し、
鉱夫や住民を運ぶこともあった鉱山トンネルです。

東平地区にある第三通洞から約3.8kmの地底を潜り抜け、
通洞(トンネル)はこの日浦谷に抜けていましたが、
現在の通洞には内部で閉塞工事が行われています。

日浦橋
愛媛県道47号線の大永山トンネルを別子山方面へ抜け、
県道が一車線になってしばらくするとこの橋が。

別子ダムの裾にレトロな雰囲気の残っている
古いコンクリ橋が日浦通洞へのアプローチとなります。

親柱
親柱は四本とも現存しています。

県道47号線にも昭和30年代完成の下七番橋が残っていますが、
この日浦橋と瓜二つ!設計者が同じと思われます。

他にも、別子ダムの周辺にある昭和年代の橋は
同じデザインで造られていました。

旧道
日浦橋から日浦通洞までは50mほどなので
ここにバイクを置いて徒歩で向かいます。

ところで写真左に写っている建物、これは鉱山関連の物で
日浦通洞から流れ出る鉱水を中和処理する施設でした。

遠景
日浦通洞手前の橋は、周辺のコンクリ橋と違い、
鉱山鉄道らしさの残るガーター橋です。

日浦通洞は第三通洞と連絡しており、坑夫はもちろん
かご電車と呼ばれる客車にて旅客輸送も行っていました。

旅客輸送の便は一日三本で、片道30分の折返し運行です。
第一便 東平発8:00〜8:30日浦着   日浦発8:30〜9:00東平着
第二便 東平発11:00〜11:30日浦着 日浦発11:30〜12:00東平着
第三便 東平発16:00〜16:30日浦着 日浦発16:30〜17:00東平着
※料金は無料、ただし事故・延着など一切の補償は行われない。
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