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マンガン鉱
現地 
今回紹介する福見川鉱山は、マンガンの市況が
安定していた1950〜1960年(昭和25〜35年)頃、
小規模ながらも採掘されていた山間部の鉱山です。

当時、愛媛県内で登録されていた出鉱中の鉱山は
21箇所もありましたが、松山市内に痕跡が残る山は
ほとんどありません。そういう意味では貴重な場所でした。

道中 
車道から近いものの、坑道への道は廃道であり、
ノイバラ、タラの芽など棘のある植物だらけで
とにかく痛い! 痛い道中となりました。

また、坑道前の沢にはマンガン鉱石…というか、
マンガン鉱石になり損なったような屑石が落ちています。
鉱石マニア的には、とても拾う気にならないのでしょうが、
遺構マニアとしては感慨深いものがありました。

坑口 
実は、15年ほど前に訪問したことがあったので、
すぐに見つかるだろうとタカをくくっていたのですが、
道が崩れ、植林されていた杉は綺麗に伐採され・・・
周囲の様相が変わっていて発見に20分もかかりました。

坑口は、高さが1.2m、幅1mほどの小さな穴なので、
進入するには、中腰になる必要があります。腰痛だ。

内部より 
この影は隊員2号のアルプさんか?

今回は、石の先生・こうちゃん・慌てん坊将軍さん・
アルプさん・俺(順不同?)の5人で探検しました。

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