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コンクリ巻+閉鎖

銘板
橋の親柱につけられるような石に完成年が書かれています。

延長は346m、幅員5m、高さ4.5mという、
当時としてはかなり大きなスペックだったようですが、
いかんせん、現在の高速へ繋がる国道としては不適。

新トンネルを通って反対へ
トンネル内部にて、片方の車線はコンクリ舗装で、
一方はアスファルト舗装という珍しい二刀流でした。

この新トンネル、通学路になっているので歩道が大きく、
更に車道と段違いにして安全を、そして歩道専用蛍光灯が
設置されているという至れり尽せりなトンネルでした。

トンネル完成後に、小学生に対してトンネルどうよ?
という質問をする町主催イベントの結果「通学に安全で、
明るくて怖くないトンネルを。」と要望された結果です。

現トンネル東側坑口
新高須トンネル(428m)は昭和61年(1986)の完成。
旧隧道は、この交差点を南に進みます。

旧隧道は、1932年の完成なので供用は54年間でした。

R32号側 アプローチ道分岐点
信号付きの、この変則交差点が旧道との交差点。

はじめ、R439側の坑口を参考にして方角を決め、
R32側坑口を探したのですが、
結果的に全く見当違いの場所を探してしまいました。

今ではありえない線形ですが、隧道は内部で直角カーブを経て
予想とは全く違う場所に坑口を開いていました・・・。
情報をC-Dさんしろさんに頂いてようやくこの場所を発見。感謝。

目印はエネオスです。 ←平成19年に潰れました。

R32側 旧道
1.7車線の民家沿いを登ります。

写真の場所は水道工事で消えてしまっていますが、
大部分にセンターラインのオレンジ色が残っており、
国道として機能していた道なのだなと分かりました。
P1 P2 P3
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