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コンクリ巻+素掘り+吹付け

扁額
隧道データを下記に
昭和19年竣工
この年、第13回オリンピックが大戦の影響で中止に。

延長42m、幅員3.7m、高さ4.5m。

石に文字が彫られているこのタイプの扁額ですが、
昭和初期に高知県で造られた隧道に散見されます。
他に、高須隧道宿毛隧道がよく似ていました。

内部
坑口付近のみコンクリ製で、
中心部は素掘りに吹付けとなっています。

また、未舗装ながら元は1.5車線分の幅がある内部も
大量の道路維持管理用の資材置き場にされており、
残り1車線幅のみ通行可能になっていました。

いの町側を望む
冬季、ココから凍結防止剤が山に運ばれるようです。

本来は廃隧道ですが、倉庫代わりとは言え
利用されている幸せな物件かもしれません。

隧道が完成した昭和19年は大東亜戦争中の真っ只中!
当時、不足するエネルギー資源や資材の確保を行う為、
山間部の森林資源を活用するべく道路開削が進みました。
この場所もそのような理由で整備された路線のようです。

擁壁
素掘り吹付けの壁面にロックボルトのような
突起物がいくつも見られました。

短い隧道だけど、地山が悪いのかも?
グラウトや接着剤がなかったころの施工です。
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