逢坂隧道（二代目）

逢坂隧道（二代目）

コンクリ巻

地図

中村街道に残る、三世代隧道の二代目です。

二車線を確保しつつも、バブル前の設計により、
中途半端な断面となったせいで短命に終わり、
現在では、完全に埋められてしまっていました。

この付近の中村街道は、遍路道でもあります。

四万十市側　アプローチ道分岐点

センターラインが残り、とても分かりやすくなっています。

狭いながらも二車線が確保され、平成4年に完成した
逢坂トンネル（210m）に立場を譲りました。

四万十市側　旧道

道路上に現トンネルの施設が建てられています。

二車線舗装済でしたが閉鎖されてはや10年、
人の手を離れた道路はあっという間に廃れました。

今回の訪問は、一泊二日隧道の旅と称して行った
ほっかむり同行のオフバイクツーリングついでです。

埋立地

バイクでも進めるのはほんの少し。

分岐から200mも走らない内に盛土が現れます。
なにかの建設残土により埋め立てられたようで、
コンクリ片や鉄屑などが混入していました。

バイクなら強引に突破できますが、
パンクするかもしれないので歩きが無難。

四万十市側　坑口

すっかり埋め立てられて見下ろす形になります。

坑門の上部まできっちり埋め立てられていたようです。

しかし、徐々に土砂が隧道内に流れ込んだせいでしょうか？
少し頑張ってみれば、内部を見ることができそうでした。