[HOME]逢坂隧道(二代目)
コンクリ巻

扁額
隧道データを下記に。

昭和37年竣工
キューバ危機が発生した年です。

延長128m、幅員5m、高さ4.5m。
現逢坂トンネルの延長は210mなので、82mの差。
そして、竣工は丁度30年の差となりました。

隙間より
土砂を少し掘り、カメラをねじ込んで内部を撮影。

坑口に隙間はありませんでしたが、
なんとかカメラを入れるスペースができました。

撮影の結果、内部は全ての空間が残されているようです。
これなら入れるかな・・・。

進入
坑口に積もっていた土砂と岩を除き、スペースを確保!
人生初の隧道発掘業務完遂。

ほっかむりが、私が隧道に飲み込まれていく様子を
半ばあきれ気味に撮影していました。(左写真)

※真似しないで下さい。酸欠で死にます。

内部
路面はアスファルトですが、その上に土が薄く
不気味に堆積していました。

また、道路の両側には水路が設けられており、
内部を流れる、水の音を僅かに聞くことができます。

現地では、水が流れる=空気の出入りがある!
と、判断して最深部まで進む判断としました。

閉塞部
隧道内部には、照明器具が全て残されており、
全面コンクリ巻、狭い二車線で歩道無しという
昭和中期の高度経済成長期量産型トンネルです。

この隧道は、大方町側も閉塞されており、
内部からその場所に到達しました。

閉塞隧道独特のかび臭さはありますが、
コウモリや虫は未確認。=やっぱり酸欠?
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