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コンクリ巻+素掘り

愛媛側 坑口付近
ズームで撮影。

コンクリが巻かれていましたが、小崩落はあるようです。
その崩落したコンクリ辺の大きさから水深が大体分かりました。

また、向こう側に光が見えているので、
水没するも貫通は保たれていることも分かります。

扁額
コンクリに直接掘り込まれていました。

隧道データを下記に。

昭和10年竣工
四国を走るJR土讃線が全通した年。
延長306m、幅員約4m、高さ約4.5m。

延長が300m超なのに完全一車線とは!
車での進入は慎重に行う必要があったことでしょう。

4月の山間部で・・・
せっかくここまできたし、二人だったので思い切って進入!
しかし、とにかく冷たい!!しびれる冷たさです。

念のため長靴を持ってきていたのですが、
50cmを越える水深にあっさりと水没・・・。

4月の寒さでこのまま300m歩くのはかなりヤバイと判断、
水が引かないようなら引き返そうと思っていました。

水抜き中
しろさんに撮影して頂きました。

崩落したコンクリ片に登って、長靴から水を
抜いている自分で見られない姿です。冷たいからね。

幸いにも、進むにつれて水が引いてきたので
辛うじて内部探索を続けることができました。
何度も来られる場所じゃないので助かります。

素掘り開始
事前の情報では、コンクリ巻の部分しか見られませんでしたが、
100mほど進んだ地点でついに素掘りが現れました。

ネット上初公開と思われる大森隧道(初期)の素掘り部分です!
今では、我ながらこんな場所までよく行ったものだなと・・・。

路面
コンクリで舗装もされていました。

隧道までの取り付け道路は未舗装だったので
隧道内に施されたコンクリ舗装が意外。

しかし、多雨の季節にはここも水没するようで、
落ち葉などが路面に波の形を作って漂着していました。
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