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煉瓦巻+石積み

地図
旧中村街道に残る煉瓦製隧道の一つ。

中村街道には逢坂隧道・熊井隧道・樫迫隧道の
三本も素晴らしい煉瓦隧道が残されており、
今回は熊井隧道をレポートします。

南側 アプローチ道分岐点
四万十市方面(南)からR56を走ってくると、
Uターンで進入する事になるので見つけにくいかもしれません。

とは言うものの、この辺りの道路は、
先でみんな繋がっていそうです。

写真の鯨の看板がある辺りの道を入っていけば
隧道までどこからでも行けそうな気がしました。

南側 旧道
熊井隧道を含む県道が全線開通したのは明治31年(1898)、
当時は、この中村街道を人力車が通ったり、
車掌がラッパを吹き鳴らす馬車が走ったりしたそうです。

そして、大正13年(1924)には、
高知と片島(現在の宿毛市)の間に
乗合自動車が走り始めたと記録されています。

以上の情報はリョクトさんに頂きました。感謝!

土佐くろしお鉄道
現役鉄道にある熊井トンネル。

熊井隧道の「熊井」と言う名は、
トンネルのない国道には引き継がれませんでしたが
鉄道に引き継がれ後世に残されることになりました。

大崩落
一泊二日隧道の旅と称してツーリングがてらに
ほっかむりと一緒にオフロードバイクで訪問、
旧廃隧道を巡るにはオフバイクが最高だと思います。

この崩落も軽四が通行できる幅も無かったのですが、
バイクならそっと脇を通り抜けることができました。

※現在は復旧されているそうです。

南側 坑口前
ほっかむり撮影。
撮影したデジカメが違うので、
他の写真と少し色合いが違っています。

当時は乗合バスと言っても現在のようなバスではなく、
大型タクシー程度の物だったのでしょうね。

この隧道のサイズで現在のバスがやってきたら
チト困ります。
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