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石積み+鉄板巻

扁額
小さいながら扁額も存在。(船が旧字)

隧道データを下記に。
昭和2年竣工
(大正3年12月23日着工 学生服のヤマダさんより)
延長80.8m、幅員4.2m、高さ3.5m。

見た感じから設計は大正時代の物だと思っていましたが、
ヤマダさんが郷土史資料中から情報を見つけてくれました。

素晴らしい総石積み!
正直、隧道の少ない香川でこれほどの物を
見られるとは思ってもいませんでした。

全国を探してもほとんど無いと言われている
現役の総石積み隧道の内部・・・初めて潜りました。

一つ一つ石を積み上げて造られた内部がライトに照らされた瞬間、
隧道に詳しくないほっかむりも声を出して驚いたことから、
この隧道が持つインパクトは保証できます。

大坂峠側を望む
坑口付近は両方ともライナープレート。
しかし、職人技で積み上げられた石組み隧道にまだまだ隙はなく、
湧水の量も一般的な程度だったので、勿体無い施工だと思います。

隧道内は、独特のひんやりとした空気が流れており、
もし人里に近い場所に隧道があったならば、
夜には絶好の肝試し会場になったとも思いました。

現在は、心無い落書きの見られぬ好状態を維持しています。

内部
現在でも、四国四県のトンネル数を比べると
香川県は圧倒的に少なくなっています。

香川県には、昔から現在まで隧道が少ないのに、
これほどの石組み隧道の技術がどこから伝わったのでしょうか?

ただし、石材産地としての香川は古くから有名だったようで、
沖合の小豆島にて産出された石が大坂城の石垣に使われました。

道の駅大坂城残石記念公園
P1 P2 P3
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