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コンクリ巻+石積み+鉄板巻

銘板
北側の法面に銘板が埋め込まれていました。

隧道データを下記に。
昭和7年2月竣工(この年、上海事変がありました。)
延長68.55m、幅員4.6m、高さ4.2mで、
世話人、森久太郎とあります。

延長がcmの単位まで記載されているとは珍しい・・・。

詫間町側 坑口
こちら側の旧道は荒れ放題。

植生によって0.8車線まで幅員が狭まっており、
普通車で来るならばスクラッチ傷は覚悟する必要があります。

この日は軽箱車で訪問したので、こちら側は徒歩で制覇。

北側 アプローチ道分岐点
この旧隧道、現役時に女幽霊の目撃談が多かったそうです。

私は、事前にそれを知った上で訪問したので
何となく嫌な雰囲気を感じた気がするのですが、
何も知らせてないほっかむりが「嫌な感じがする。」
とつぶやいた時はダッシュで逃げそうになりました。w

街中に近く、有名なスポットとなっているようですが、
落書き無し&ゴミもほとんど見られずなので安堵します。

現道
加嶺峠には深さも距離も大規模な切通しが施工されています。

しかし、当初は隧道を歩道として使用する設計だった為、
歩道無し&急勾配で歩きとチャリには少々厳しくなっていました。

現在は、旧隧道を閉鎖する扉が壊れているので、
なんだかんだと旧道を利用している人もいるようです。
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