HOME木地隧道 再訪編
ロックシェッド+素掘り+吹付け
内部 
隧道データを下記に

昭和27年改修
延長32m(素掘り27.5m)、幅員3.5m、高さ3.6m

フラッシュ無しでも明るい内部は、
素掘りにコンクリート吹付け施工済み。

点検 
破壊検査をして埋め戻した跡が幾つか。

この木地隧道は、昭和3年に描かれた
地形図に既に掲載されているそうです。

「木地」という地名は、林業など山の仕事を
生計にする人たちが作った集落に多いそうで、
この地にも、かつては小学校があったそうな。

地蔵菩薩 
隧道の中心にある地蔵様です。
今回、まじまじと手にとって観察させて頂きましたが、
古い地名などの風早郡菅沢村助右衛門という文字を発見。
風早はWikipediaによると明治11年に消えた地名とのこと。

他にも三十一丁など、道標を兼ねている様子から
峠に建てられていた地蔵を隧道に遷移したようでした。
なお、楢原山登山道には同じ造りの地蔵が散見されます。

接合部 
コンクリ坑門と素掘りの接合部。

コンクリの坑門が設置される以前は、
素掘りがオーバーハングしていたようです。

隙間にはブロックが詰められていました。

P1 P2 P3
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