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素掘り

旧道
旧道は建築廃材の置き場所になっています。

どうやら、さっきの通行止は公的機関ではなく
付近の土建屋が設置したもののようです。

「すいませーん!ちょっと入りますよー?」
と、心の中で大声を出して見させていただきました。

北側 坑口
うおおおおおぉぉぉ。

内部
こいつは間違いなく隧道です!

未知の隧道を見つけて感動しました。
屋根が付けられたのは後年の物のようですが、
それ以外は、大きな完全素掘りで貫かれています。

反対側の道路から隧道までの高度差は、
道路が舗装されたときに生まれたのでしょう。

閉塞
崩落の痕跡は無く人為的に閉鎖されたようです。

反対側坑口ギリギリの位置で閉鎖されて
通り抜けられないのが唯一残念ですが、
水の滴る雰囲気、冷たい空気、
そして予想外の発見に大満足でした。

内部より
隧道データを下記に。

昭和16年頃竣工
日本・タイ同盟条約調印がされた年です。

延長49.5m、幅員3.1m、高さ3.5m。

新トンネルが出来るまでの約40年もの間、
ここをバスや乗用車が走っていたとは・・・。
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