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馬島トンネル
コンクリ巻
東側 坑口
H21年11月22日、再び馬島にやって来ました。
灯台の袂から延びる小さな小道を行くと、
隔離されたような小さな砂浜に出られます。
そこにこの海蝕洞が形成されていました。
同行のゴミムシ君が以前に発見してくれた物です。
海蝕洞
なんとこの洞窟、二連続で穴が貫通していました。
穴があったら入りたくなりますが、海蝕洞の探検は
あまり経験したことがないので新鮮な気分です。
この洞窟は、大人が屈んで通り抜けできる程度で、
幅も人同士のすれ違いはできません。
海
二つのほら穴を抜けると、丁度灯台の真下付近、
岩場に挟まれた場所で海に突き当りました。
カメノテとか、カサゴの姿が散見され、なにより
誰も来ない雰囲気と波音だけの静けさです。
ゴミムシ君は、ここなら住めるとか言っていましたが、
台風が来たらエライことになると思うぞ。海蝕洞なんだし。
西側 坑口
落石注意。
地蔵菩薩
今回のツーリングで、馬島での一番の目的は、
この地蔵を見つけることでした。
愛媛新聞の記事を見て、知ったことなのですが、
瀬戸内の難所である、しまなみ海峡で遭難した
船乗りたちの為に建立されたとのこと。
写真には、真鯛を釣る漁師も映っています。
伝統漁法
お地蔵様
の拡大。
この周辺は、満ち潮、引き潮で船の航路が変更になるほど
潮の流れが速く、ほぼ毎月座礁事故や衝突事後が起きます。
そのため全国で唯一、船に対する信号機が設置され、
各種電波灯台等と合わせて安全が守られているのですが、
ハイテクの無かった頃から海を見守る地蔵がありました。
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