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コンクリ巻+吹付け
西側を望む 
幸いにもこの吹越隧道は崩落する前に補強工事が施工され
現在に至っていますが、豊浜トンネル事故が無ければ
工事が行われずに一度は崩れていたのかもしれません。

余談ですが、豊浜トンネルと同じ路線(国道229号線)では、
翌年にも170km離れた場所にある島牧村第2白糸トンネルが
豊浜の数倍の規模で崩落しました。しかし、その膨大すぎる土砂の
撤去が不可能な為、巻込まれた車両があったかどうか未だに不明です。
(※行方不明等の捜索は行われ、事故の可能性は限りなく小さい。)

西側 坑口 
坑口の遠景はこちら。峠のすぐ下に掘られており、
隧道前の石垣は工事の際にも手付かずで残ったようです。

昭和28年竣工
この年、韓国が日本と相談なく決めた国際法違反の漁業操業境界
(李ライン)を理由に、日本領海内で操業していた日本漁船船員が
韓国側に射殺されるという殺人事件が発生。

延長40m、幅員5m(有効3.6m)、高さ5m。

廃車 
ところで、こちらの林道には面白い廃車があります。

この軽トラは、ロゴから三菱のミニキャブだと分かりました。
マスクに手で開けるベンチレーション(空気取り入れ口)が
あることから、初代ミニキャブ(1966〜1971)だと思われます。
色は白とモスグリーンがあったようで、これはモスグリーンか?
エンジンは2サイクル360cc・・・!外装ボロボロなのが勿体無い。
林道のアクセントとなっている一品でした。(路面悪に付き回収不能)

高知県側 林道分岐点 
高知県側は植林で見通しが悪く、小崩落や流水轍が有る為、
オフバイクの他は軽の4駆でないと厳しいかもしれません。

ここで「北川村道竹屋敷線」に合流、南下して
国道493号線を東に抜けて室戸岬に向かいました。

この竹屋敷林道の周辺には、笹無池ヶ谷林道など
面白いダートがいくつも存在しています。

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