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別府峡隧道

素掘り

内部  吹付けも含め、一切のコンクリートが見当たりません。 内壁は地層の浮き出ているゴツゴツの壁ですが、 堅い岩盤に刳り貫かれているのが幸いしたようでした。 路面が舗装されていない頃は、完全も完全の 刳り貫いただけ隧道だったので舗装は残念。

北側　坑口  西熊渓谷側も巨大な岩の迫力ある姿。 隧道データを下記に。 昭和63年竣工 ただし、西熊別府林道の開通年を竣工年としています。 延長約20m、幅員約4m、高さ約4.5m。

引き返し地点  紅葉の名所である別府峡谷と西熊渓谷を峰越えで繋ぐ 唯一の林道なので、観光促進と非オフ車の事故防止、 そして災害へ強くするため舗装化されたことが伺えました。 また、別府峡谷には珍しい炭酸泉質の温泉があり 外湯もできます。温泉にはホテルとキャンプ場が 併設されており、この辺りでは貴重な宿泊施設です。 べふ峡温泉（600円、露天風呂無し）

案内板  ちなみに隧道のある場所は、別府峡谷内でも 門谷峡と言う別名称で呼ばれていました。 一度、紅葉の中をゆっくり歩いて散策したいものです。

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