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コンクリ巻+素掘り

再訪問 情報追加
始めて訪問したのは平成16年4月でしたが、
平成20年2月に改めて訪問する機会を得ました。

同行したメンバーは「廃線隧道のホ−ムページ」で
お馴染のしろさんと、「高知の鉄道」の九朗さんです。

廃線隧道のホームページ

高知の鉄道

閉鎖措置
4年を経ても独特の雰囲気は変わっていませんでした。

木製支柱による閉塞と廃車Cuoreがそのまま残されており、
(DAIHATSUのクオーレ、1980年-1985年の5ドア仕様)
単独での進入をためらう雰囲気も相変わらずです。

廃蛍光灯
隧道内で朽ち果てつつある照明器具。

等間隔に設置されていますが、
誰もメンテをしなくなったのでご覧のあり様です。

公害
照明器具にポリ塩化ビフェニル(PCB)が使用されていませんとの表記が。

カネミ油症事件により1974年に製造と輸入が禁止された
猛毒物質ゆえに、使用されている・されていないは重要事項です。

完歩
現在、PCBは厳重な保管が法で義務付けられており、
2016年までに全国のPCBを処理場にて無害化できるように
国が特例法を作ってまで監視している物資です。

その毒性の脅威は国内だけに留まっておらず、
世界でも2028年までに全廃しなければならないと、
2001年のストックホルム条約にて定められました。

謎の手形
隧道探索を終えた後に見つけた手形。

画像の手形は、笹場トンネルと上ノ加江隧道の
南側の分岐にて発見したものです。
一体、何のために誰が付けたのだか…現地では一層不気味に感じました。
PCBがあるので再訪問はしません。 完。

※九朗さんからの情報を追記!(平成21年4月22日)
塞がれたそうです。薄い合板なんぞ蹴破られそうな気がしますが…。
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