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コンクリ巻

扁額
扁額に至るまで昭和の量産型トンネル。

ここを第一目標にして訪問する程の物ではないかな?
特徴が無いのが特徴なうえ、容易に接近できるので、
面白みに欠けると言われてしまいそうです。

銘板
昭和34年3月竣工
伊勢湾台風がやってきた年。

延長85m、幅員5.1m、高さ4.5m。

ちなみに隧道が掘られる前の旧道は、
比較的容易に越える事の出来る壁地峠を越えていて
現在でも薮の落ちる時期なら徒歩で通行できるそうです。

内部
大型車同士の離合は困難ですが、
それ以外はスムーズに通行できます。

舗装も含めて、全体がコンクリートでできており、
まだまだ痛みは少ないので使用にも耐えられるでしょう。

西側 坑口
わずか10分間の寄り道でした。

ちなみに、この隧道の更に旧道となる壁地峠ですが、
東津野村に問い合わせたところ、最近は通る人もなく
道普請もされていないので荒れているでしょうとのこと。

低い峠とは言え、冬季はともかく夏季の通行は厳しそうです。
積雪もある地域なので、落石等の被害も予想されました。

開通当初
トンネルBBSにて、九朗さんが紹介してくれました。
いつもありがとうございます。

高知県は、九朗さんの探索と調査が進んでおり、
私の知らない情報がどんどん出てきて驚かされます。
今後の調査にも期待してますよ〜!

しかし壁地峠、ボンネットバスが通れたとは。
この写真は、昭和34年頃の西側坑口のようです。
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