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コンクリ巻+素掘り

内部
そして、心霊スポットとなった最大の理由は素掘りでしょうか?
豪快な素掘りで、吹付けコンクリートも施工されておらず、
その迫力で一見さんが驚くのも無理はないと思いました。

郷土史によると、この隧道を掘る工事には、
峠付近にあった集落(すでに廃村か?)の人たちが
総出で協力をしたとされています。(年度は未記載。)

一見、豪快に見える素掘りも、
多くの人の手によって一生懸命掘られた結果なのですね。

堀っぷり
と、ここまで感心しておいてあれですが、
ちょっと崩れて両側に小石が溜まってる・・・
霊的ではなく、物理的にあまり通りたくないと思いました。

私が怖い隧道を判断するとき、探知機の代わりにしている
ほっかむりの勘(と行動)を観察しましたが、
ここでは何も反応していませんでした。

※反応すると私を置いて逃げたり、不機嫌になることがあります。

高松市側 内部
この隧道、全体に渡って落書きが目立ち、
心霊スポットとされた最大の不幸に見舞われています。

落書きするようなマナーの悪い低モラルの人が集まると
ゴミがたくさん捨てられて異臭を放っているのですが、
ここにはほとんど落ちていませんでした。

捨てていないのではなく誰かが拾っているのでしょうね。

人気のない山間部なので肝だめしは大いに結構ですが、
ポイ捨てと自己顕示欲丸出しの落書きは慎んで欲しいです。

高松市側 坑口
両方の坑門から扁額が抜き取られていました。

人為的に外さているようですが、なぜ外したのかな?
三木町役場と牟礼町役場に一枚ずつ記念に置いてあったりして。

ちなみに私の住む町には川口大橋という橋があり、
最近その橋が新しく架け替えられました。

そして、旧橋の親柱につけられていた銘板は、
綺麗に磨かれて役場(理事室前)に飾ってあります。

高松市側 旧道
路面は綺麗に保たれているので
特に走りにくさはありませんでしたが、
狭いので対向車が来たら困ります。

こちら側にも一定間隔で道祖神が祭られていたので
やはり一里塚の替わりの役目も果たしていそうです。

これらの道祖神もスポットと化す雰囲気作りに一役買ったかも。
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