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コンクリ巻+石積み

水没
しかし、予想していなかったのがこの水没の深さ。
この日は水没セットを持ってきていなかったので残念ながら撤退、
いくら懐中電灯で照らしても最奥は確認できませんでした。

実は、秋口に水没セットを持って再訪問したのですが、
一週間前の大雨の影響で水かさが激増しており、
腰の高さを越えた水を前に再び撤退してしまいました・・・。

同じ隧道に二度までも・・・'05の夏こそリベンジだ!!

閉鎖の様子
坑口を塞ぐ枕木と有刺鉄線。

長い年月で鉄線は錆びて朽ちていましたが、
枕木はクレオソート(防腐剤)で処理してあるのか
いまだに腐らず役目を果たしていました。

敗路
悔しかったので、平成9年(1997)に完成したばかりの
R438、三頭(さんとう)トンネル(2,648m)を抜けて帰りました。

H.17 9/24 しろさんといっしょに再訪問!!再訪編はこちら。

空中写真
西風さんに頂いた資料によると、新道の開削工事は
昭和47年11月に着工され、昭和49年5月に完成した
長炭土地改良区江畑地区農道工事にて行われました。

その工事ゆえに、昭和49年に撮影された空中写真では
二代目隧道を有する道の隣に新道路が完成していましたが、
まだまだ旧道の線形を鮮明に見て取ることができます。

また、上記の新道開削工事の間、旧道は通行止にされ、
旧々道路の一部が迂回路として整備されました。

竣工時の古写真
トンネルBBSにてご近所にお住まいの西風さんから
竣工当時の姿を投稿していただきました。ただし、
この写真では現存している扁額が確認できないので
現地で確認できなくなっている南側坑口の可能性大。

翼壁が、石積み状の模様を見せる物で施工されているので、
内部も竣工時からコンクリブロックで建設されたのでしょう。

西風さんに頂いた資料とは満濃町広報 H.13 6月号で、
とても参考になったうえ、私の知らなかった(知りえなかった)
新たな郷土史を知ることができました。ありがとうございました。
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