[HOME]逢坂洞隧道
コンクリ巻

開通の碑
碑文の中に明治35年10月12日着工、
同36年3月31日竣工と記録されています。

更に、幅一間三尺(約2.7m)、延長四十一間(約74.5m)、
前後の道路は千九百二十五間(約3,500m)と
碑文の中に記録されていたのが興味深い点でした。

※旧隧道は「逢阪」の表記だったようです。現在は逢
掲示板にyoshirinさんから情報をいただきました。

北側 旧道
こちらは誰も利用していないようで、反対と違って荒れ放題

歩いてみて思ったのは、写真のように復員が十分あり、
馬車くらいなら通れると思われる整備状況が偲ばれます。

旧道筋で間違いないと思いますが、
車道時代の物ではないように思われました。

現在は全く放棄されており、場所によっては徒歩も困難です。

北側坑口付近の街燈
開通の碑に近づく為の階段と、道祖神と思われる地蔵横に
街路灯が建っており、それの改修年度は昭和52年でした。

隧道が改修された翌年に設置されているので、
その頃に県道改修が行われたことが分かります。

改修前の姿
学生服のヤマダさんより、貴重な現役時の写真を頂きました。

坑口は総石積みのようにも見え、総石積みの多い香川ゆえ
内部も石組みだったのではないでしょうか?
驚くことに、当時はこの狭すぎる状態にもかかわらず
路線バスが運行されていたそうです。恐るべし路線バス。
(↓ お ま け ↓)
また、香川県にあったものの現在は切通しにされ、
消滅してしまった小海坂隧道も総石組みだったそうです。
小海坂の画像提供も学生服のヤマダさん、重ねて感謝!
扁額も見える貴重な一枚をありがとうございました。
P1 P2 P3
[編集]
CGI-design