[HOME]俵津隧道
煉瓦巻+素掘り

地図
ハイキングコースとして有名な野福峠にある隧道。

野福峠は桜や紅葉の名所であることに加え、
天気がよければ九州まで展望できる峠だそうです。

※平成19年5月17日に再訪問して来ました。

陸側 アプローチ道分岐点
この画像は、手を抜いて車内から撮影したので、
上方にカーナビのアンテナが写りこんでいます。

R56の法華津隧道手前から県道45号線に入ると
すぐに峠への旧道分岐が現れました。

旧道は地形に沿って造られた右(北)へ、
ホテルがあるので目印になりそうです。

陸側の旧道
ラブホの手前でUターン気味にカーブを描くと、
道は狭くカーブの多い峠道へと一気に変化します。

現道の県道45号線を時々見ながら山深く進入。

旧道地蔵を発見、古い峠から移設された
道祖神かなと思って見たところ、昭和9年7月の日付が
あったので、道路とは関係ない物のようでした。

名前が彫ってあるので何やら因縁があるのかも?

隧道手前
国道56号側から来ると10分ほどで隧道に到着。

隧道前に設置されているこの看板、
「トンネル内」がマジックで手書きだ・・・

ローカル的なまったり臭がしていました。

陸側 坑口
隧道は愛媛県を代表する大物です。

三つ鉾形のビラスター(壁柱)や笠石、
帯石、要石、迫石、扁額、石組翼壁と豪華絢爛。

近くにある三瓶隧道とよく似た造形をしており、
どちらも近代土木遺産に指定されています。

土木デジタルアーカイブスにも図面が載っていました。
P1 P2 P3
[編集]
CGI-design