HOME境野隧道
コンクリ巻+ライナープレート
扁額 その2 
特徴として、坑口付近の壁面にもう一つ扁額が
はめ込まれているのも、改修が行われた証拠です。

どこかに隧道が改良される前の姿が無いかと調べると、
土木デジタルアーカイブスに図面が載っていました。
図面によると、初代はコンクリートブロックで施工されたようで、
昭和7年12月20日に着工し、昭和9年12月12日の竣工、
事業費は約24,000園也。愛媛側の延長176.4mともあります。

内部 
現隧道は、坑門付近がライナープレート覆工され、
3桁酷道の雰囲気が色濃いコンクリート製トンネル。

初代隧道が掘削された時から湧水はなかったとあり、
現在でも、トンネル内部は乾燥していました。

中心付近はライナープレートも施工されておらず、
安定した地層に掘り抜かれているようです。

西側 覆工 
この道の付近、高知県仁淀川町用居甲舟川には、
前述した膏取(あぶらとり)騒動の首謀者である
「竹本 長十郎」の墓が残されているそうです。
また、このお墓にまつわる後日談もありました。

昭和中期に長十郎の墓を移設することになったそうです。
その為、村民が墓を掘り返すと出てきたのは頭骨だけ・・・
打首獄門となり、首だけが葬られたのでしょうか・・・南無。

西側 坑口 
改修前の初代隧道データは、竣工が昭和9年。
この年、キュリー夫人が誘導放射能を発見しました。

そして29年後、隧道が改修された昭和38年には、
国産テレビアニメ1号の鉄腕アトムが登場しています。

改修前の延長324.8m(愛媛側176.4m)、幅員3.66m、高さ4m、
改修後は延長323m、幅員5.5m、高さ4.5m(有効4m)。

P1 P2
[編集]
CGI-design